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山形県立新庄病院ブログ

2017.10.16

認知症ケア研修会を開催しました

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日本における認知症の有病率は、65~69歳での1.5%ですが、以後5歳ごと倍に増加し、85歳では27%に達していて、65歳以上の高齢者における有病率は8~10%程度と推定されています。

当院では高齢な患者さんが多く入院することから、認知症についてより正確な理解を深めるために、10月13日に、こころの医療センターの渡部認定看護師を講師に迎えて、認知症ケア研修会を開催しました。

この中で、認知症の基礎知識を再確認するとともに認知症は脳の働きが大きく影響しており、反応を見ながら、低めの声でゆっくりとコミュニケーションを図ることや出来ることを支えるケアを考えるポイントなどを解説していただきました。

今回の研修も踏まえて、さらに患者さんに寄り添った看護に努めてまいりたいと考えております。

【認知症とは】

認知症とは「生後いったん正常に発達した種々の精神機能が慢性的に減退・消失することで、日常生活・社会生活を営めない状態」をいいます。
つまり、後天的原因により生じる知能の障害である点で、知的障害(精神遅滞)とは異なるのです。

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