当院では、地域住民の皆さんに安心・安全・信頼の医療を提供するために、様々な取り組みを行っておりますが、特に医療安全につきましては各分野の多様な研修を実施しております。

2月27日（水）、新庄明和病院認知症疾患医療院長の池谷龍一先生を講師としてお招きして、「認知症患者さんとの関わり方　臨床現場のスケッチ」をテーマに、病院職員全員を対象とした医療安全全体研修会を開催しました。（参加者約200名）

近年、高齢化に伴い、介護や認知症との関連が非常に重要になっております。患者さんに関わるご家族、担当する介護関係者や医療関係者にとっても非常に大きな負担を強いられことも多くなっております。

医療現場においても、認知症の人との接し方、周辺症状の軽減、徘徊や帰宅願望、暴言・暴力への対応や、認知症ケアにおける基本事項をしっかり学んで寄り添っていかなければならないことが語られました。

このような研修会を重ねることにより、多様化するニーズにしっかりと対応できる安全で安心な病院を目指してまいたいと考えております。