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山形県立新庄病院ブログ

2019.6.21

【当院の素敵な人々紹介③】「研究奨励賞」を受賞しました 

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【当院の素敵な人々紹介③】(職種・役職は順不同)

当院放射線部技師の三浦勝主査が、今回の山形県放射線技師学術大会にて”研究奨励賞”を受賞しました。

三浦主査は放射線治療を専門とし、放射線治療専門技師の認定と、放射線治療品質管理士の認定、さらに医療情報技師の認定も所有しています。

また、前職場である県立中央病院時代には、放射線治療でのアメリカ研修の経験も積んでいます。

新庄病院でも放射線治療のメインスタッフとして、また、電子カルテのシステム構築など大いに活躍が期待されます。

【本人より受賞コメント】
ガンマナイフは192個のコバルト線源から放出されるγ(ガンマ)線が1点に集中し放射線治療を行う装置です。

このガンマナイフ治療時には、頭部を固定するために頭部にチタン製のフレームを取り付けます。治療を行う際にこのフレームにアダプタを取り付けてガンマナイフ本体の寝台に固定します。

海外の事例で、このフレームアダプタが不完全に取り付けられて治療された事故が起きたこともあり、ガンマナイフICONに装備されているCBCT(コーンビームCT)を使用することで事故を未然に防げるか研究を重ねました。

CBCTを撮影することで、フレームアダプタの不完全装着を治療前に事前に予測できる有効性について、山形県放射線技師会の学術大会で報告し、研究奨励賞を受賞しました。
新庄病院でもさらに自分のスキルアップをめざすことで、患者さんのお役に立てるように精進いたします。

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