2021.3.22
AI問診システムの導入について
この度、従来の紙による問診に加え、AI(人工知能)を活用した問診を内科と耳鼻咽喉科にて試行的に始めました。
紙の問診票に代わり、iPadタブレットを使って患者さんは質問に答え、その答えに応じてAIが質問を掘り下げていく、というシステムです。
タブレットへの入力については、ご高齢の方にも馴染みのある「銀行ATM」形式の文字入力が採用されており、先日のことですが、80歳近い患者さんも難なくタブレットを操作することができました。
さらに嬉しい機能として、お薬手帳や紹介状をスキャナーで読み取り、電子カルテ画面上に文字起こしができるため、現場スタッフの負担軽減に大きく役立ちます。
これらは、医師に対し、より詳しい情報を伝えることができるほか、患者さんの診察時間の短縮にもつながるものと期待されます。
このような最新の技術を取り入れながら、患者さんの満足度向上に引き続き努めてまいります。