2024.2.15
新病院の大規模災害への対応について
令和6年1月1日に発生した能登半島地震で被災した皆様にお見舞い申し上げます。
新庄病院は最上地域で唯一の「災害拠点病院」に指定されており、大規模災害が発生した場合は、最上地域の災害医療提供体制の中心的な役割を担うこととなります。
災害発生時にはライフラインの寸断が予想されますが、昨年秋に新築移転した新病院の災害対策の一部を紹介します。


停電対策としてディーゼル自家発電装置を2基保有し、停電時には瞬時に自家発電を開始し5日間は備蓄燃料で院内に電力を供給することが可能です。
また、水道の供給が止まった場合は、受水槽の水で供給範囲を限定し3日間供給できるようになっています。
また、独自の地下水活用システムも導入しており、電力の供給があれば、長期間にわたり飲料水等の病院で必要な水を供給することができます。