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山形県立新庄病院ブログ

2017.5.24

当院には「がん専門薬剤師」2名が在籍しています

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「がん治療」は日々高度化しており、医師や薬剤師、看護師、放射線技師などの多職種の専門スタッフが連携して、チーム医療として対応しております。

このうち、薬剤師については、抗がん薬の選択支援やレジメン(薬剤の種類や量、期間、手順などの計画書)の作成、抗がん薬による副作用への対策のほか、抗がん薬を安全に取り扱うための管理や無菌製剤の調製など業務は多岐にわたっています。

そのため、がん領域の薬物療法等に一定水準以上の実力を有し、医療現場において活躍しうる薬剤師を対象に「がん専門薬剤師」認定制度が創設されています。

この「がん専門薬剤師」は現在全国で529人認定されていますが、東北では青森県2名、岩手県5名、宮城県4名、山形県12名、秋田県と福島県は0名となっています。

当院には、2名の「がん専門薬剤師」が在籍しており、この2人は「がん薬物療法認定薬剤師」の資格も取得しております。

さらに松田薬局長(写真右)は、薬剤師に対する指導的役割を果たし、研究活動についても自ら推進することができる薬剤師として「がん指導薬剤師」に認定されています。

当院は「がん診療連携拠点病院」であり、その役割を果たたすためにも、多くの職員の専門資格の取得や資質の向上を支援してまいりたいと考えております。

【参考】

日本医療薬学会

 

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