BLOG

山形県立新庄病院ブログ

2018.3.12

「メディカルコントロール専門部会」が開催されました

平成29年度「最上地域保健医療対策協議会メディカルコントロール専門部会」が、平成30年3月9日(金)院内会議室で開催されました。
この専門部会は、最上地域における救急医療の高度化を目的として設置されており、本院の八戸院長を部会長、町立真室川病院の伊藤診療部長を副部会長とし、各医療機関や消防本部等の救急医療関係者から構成されています。
会議では、まず山形県救急業務高度化協議会で協議された内容について報告が行われ、その後最上広域市町村圏消防本部から、最上地域の救急搬送に関して、平成29年の出場件数・搬送件数の状況について説明がありました。
この中で、救急車が現場に到着した時点で救急患者が亡くなっている場合があること、その検証の必要性や具体的な事例について意見交換・情報交換が行われました。
また、平成29年7月に院内に設置された「派遣型救急ワークステーション」による再教育実習(継続実習)の実施状況についても報告があり、従来の教育方法から改善された内容や今後の課題について、意見交換が行われました。


【参考】
メディカルコントロール

傷病者を救急現場から医療機関へ搬送する間に救急救命士が行う応急措置の質を保証することを言います。
そのため、次のような取り組みが行われています。
○救急活動の医学的観点からの事後検証(今回の救急症例検討会が該当します。)
○病院実習等による救急救命士の再教育 等

\友だち登録お願いします/

新庄病院公式LINE@アカウント