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山形県立新庄病院ブログ

2018.5.23

第183回 新庄最上臨床懇話会を開催しました

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5月21日(月)、第183回新庄最上臨床懇話会が開催されました。

当院の石山副院長が座長を務め、一般公演は当院の放射線部 矢部邦宏診療放射線部主査が「磁気共鳴専門技術者の有用性 ー条件付きMR対応Device植え込み患者のMR検査対応に関してー」について、講演いたしました。

条件付きMR対応Device(ペースメーカー、除細動器、両心室ペースメーカー)植え込み患者に対するMR検査は従来不可であったが、近年は一定の条件下で安全に施行できるペースメーカ機種が登場したこと、そしてそれを受けて今後MRを管理することをガイドラインで規定して、患者のMR検査に早期介入することで効率化を図っていることの報告がありました。
※「磁気共鳴専門技術者」の有資格者は山形県では矢部主査一人であり、貴重な人材が当院に在籍しております。

その後の特別講演は、蘇副院長が座長となり、山形市立病院済生館 副館長/脳卒中センター長の齋藤伸二郎先生を講師にお招きして、「抗凝固薬の最近の話題と中和剤への期待」をテーマに、心原性脳梗塞の超急性期治療、その二次予防の問題点とDOACについて、また抗凝固療法の壁、中和剤が開発されたことで期待できることなどについて、ご講演をいただきました。

今回も多くの参加者があり、大変有意義な懇話会となりました。

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