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山形県立新庄病院ブログ

2018.6.28

ドクターヘリ症例検討会が開催されました

ドクターヘリの効果的・効率的な運用を図るため、6月26日(火)に「平成30年度第1回山形県ドクターヘリ症例検討会(最上地域)」が当院で開催されました。

症例検討会では、最上地域の救急告示病院や医師会、消防本部、市町村、警察署、県、ドクターヘリの基地病院である県救命救急センター(県立中央病院)等の関係者が一堂に会し、ドクターヘリの運航実績やドクターヘリ出動事例の検証を行いました。

県救命救急センターのフライトドクターから、平成29年度のドクターヘリ運航実績について、平成29年度は全体で280件の出動があり、そのうち最上地域への出動は38件であったこと等の説明がありました。

次に、産業用機械による手の損傷及び高所からの転落外傷の症例について、最上広域市町村圏事務組合消防本部の救急隊員から報告があり、検証が行われました。
また、県救命救急センターのフライトナースから、くも膜下出血患者の搬送症例について報告がありました。

説明・報告された内容について、検証医である本院の救急部長長瀬先生から現場での救急対応や搬送についての確認が行われ、出席者からも活発な質疑があり、医療機関、消防本部等の関係機関が情報共有及び連携強化を図ることができた有意義な症例検討会となりました。

ドクターヘリは、現場での医師や看護師による早期対応、高度な医療を提供できる三次医療機関等への患者搬送等に大きな力を発揮しています。

引き続き、症例検討会への参加等により最上地区の救急医療の充実を図ってまいります。

※今回は総務課小口主査がコメントを書きました。

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