高齢化のために心大血管疾患の発症率は高まっておりますが、当院では昨年7月から心大血管疾患リハビリテーション料（Ⅰ）の施設基準の届け出を行い、他職種で構成するハートチームによる心大血管疾患リハビリテーションを提供しております。

また、昨年度から、日本海総合病院とともに、「酒田新庄の心不全を考える会」を開催しており、その第2回を7月27日に行いました。

基調講演は、当院11病棟の佐藤看護主査が座長を務め、「心不全に対する心リハにおける当院でのＰＴの関わり」について、日本海総合病院リハビリテーション室の吉田主任に発表してもらいました。

その後、当院循環器内科の奥山放射線部副部長が座長を務め、「サムスカ使用経験からの考察」について、日本海総合病院循環器内科科長　近江先生に特別講演をしていただきました。

このような機会を定期的に開催することで、適切なリハビリテーションを提供し、患者さんの生活の質（QOL）や予後の改善に取り組んでまいります。