6月1日（金）、乳癌学術講演会が開催されました。
一般演題は、当院薬剤部の松田薬局長が座長を務め、同じく当院のがん化学療法看護認定看護師　庄司優子さんが「化学療法室における乳がん患者さんとの関わり」について講演しました。
山形県におけるがん患者の動向やがん化学療法看護認定看護師として、日頃どのように患者さんに関わっているか、また、どのように関わるべきかを症例を通して発表いたしました。

次に当院石山副院長が座長を務めた特別講演では、東北大学大学院医学系研究科　乳腺・内分泌外科学分野教授　石田孝宣先生より「乳癌 UP to Date」について2部構成で講演していただきました。
第1部は検診でがんが見つかりにくい「Dense Brest」の現状と対策について、
第2部は乳癌治療ので使用される最新の抗がん剤治療法等について、詳しくお話していただきました。

当院関係者のほか地域の医療関係者も大勢参加して、庄司さんの実体験に基づく話や石田教授の最新の医療情報を真剣に聴講しました。

※今回は、薬剤部松田薬局長がコメントを担当しました。
当日の座長を務める傍ら、薬剤部の職員にも写真撮影などの役割を充てるなど、職員が力を合わせて情報発信に取り組んでいます。