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山形県立新庄病院ブログ

2018.6.13

第2回救急災害勉強会を開催しました


当院では、研修医の指導の一環として、また、医師が救急当直時等に専門分野以外の診察について参考とするため、毎月、救急災害勉強会を開催しております。

6月11日(月)に平成30年度第2回救急災害勉強会を開催し、医師、看護師、救急救命士、事務担当職員及び最上地域の医療機関の看護師など、第1回を上回る多くの方々が参加しました。

第1部の救急症例検討では、本年4月から研修を行っている2名の研修医から、研修中に苦労した症例や注意が必要な症例の発表がありました。
研修医の山口先生から「診断に難渋した急性心筋梗塞の一例」として、患者本人から十分な病歴聴取が難しく、初期検査で明確な結果が出なかった症例について説明がありました。
引き続き、鈴木先生から「レジオネラ肺炎が疑われ入院治療を行った一例」として、頭痛、意識混濁があり、ほとんど喀痰のない肺炎としてレジオネラ肺炎が疑われ入院治療を行った症例及び検査に係る注意点について説明がありました。

第2部の各診療科講義では、内科医の宮本検査部副部長から「胸痛患者への対応」として、緊急性が高く頻度の高い急性冠症候群の診断と初期対応について、解説がありました。

熱心にメモを取りながら説明を聞いている参加者も多く、それぞれの発表・講義後には、所見や処置等について、フロアの医師から活発な質疑が行われ、有意義な勉強会となりました。

次回は7月2日(月)に救急症例検討及び放射線科、小児科の講義を予定しております。
地域の医療機関の皆様には、既に勉強会の開催についてご案内しているところですが、新たに参加を希望される場合は、当院までご一報ください。

【問合せ先】
新庄病院事務部総務課 0233-22-5525(代) 内線1287 小口・松田

※今回は、セミナーを担当した事務局の小口総務課主査がコメントを書きました。
セミナーの企画や案内チラシの作成なども同主査が担当です。各職員が力を合わせて質の高い医療の提供と経営改善に努めています。

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