BLOG

山形県立新庄病院ブログ

2018.8.9

第4回救急災害勉強会を開催しました

8月6日(月)、今年度4回目となる救急災害勉強会を開催しました。

第1部の救急症例検討では、まず研修医の鈴木先生から、「上部消化管出血を疑い待機的内視鏡検査を行った2症例」として、上腹部痛や吐血により急患室を受診した救急患者の症例について発表がありました。
引き続き、研修医の山口先生から「虚血性心筋症によるうっ血性心不全の一例」として呼吸困難で救急搬送された患者の症例について発表がありました。

第2部の画像診断講義では、放射線科の板垣副院長から「CT画像等の畳み込み及びMIP(最大値投影法)」という画像処理による肺小結節病変の検出について解説がありました。

第3部の各診療科講義では、外科の山谷救急部副部長から、外科分野での救急疾患のうち、「絞扼性腸閉塞」について詳細なスケッチやCT画像を参照しながら解説が行われました。

フロアを交えた質疑では、帰宅希望の強い患者の方への説明時の注意点や症例の特徴等について活発な意見交換が行われました。

このような救急災害勉強会を定期的に開催し、最上地域の基幹病院として地域の皆さんにより良い医療を提供できるよう取り組んでいます。

次回は9月3日(月)に救急症例検討及び整形外科、形成外科の講義を予定しております。

地域の医療機関の皆様には、既に勉強会の開催についてご案内しているところですが、新たに参加を希望される場合は、当院までご一報ください。

【問合せ先】
新庄病院事務部総務課 0233-22-5525(代) 内線1287 小口・松田

※総務課小口主査がコメントと写真を担当しました。

\友だち登録お願いします/

新庄病院公式LINE@アカウント