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山形県立新庄病院ブログ

2019.9.19

「第190回 新庄最上臨床懇話会」が開催されました 

9月17日(火)、「第190回 新庄最上臨床懇話会」が開催されました。
管内の医療関係者が参加して、最新の医療情報を共有することを目的とした定例の勉強会です。

一般演題は、当院の蘇副院長が座長を務め、「血栓回収術、始めました。~当科における経験症例の報告~」のテーマで、当院脳神経外科 加藤医療安全部副部長が講演しました。

今年の2月に、当院の脳神経外科チーム(担当医師:加藤医療安全副部長)が「超急性期血栓回収術」を、山形県北の施設として初の療法を施し成功しましたが(注1)、その事例をベースに今後の当院における治療体制の方向性などを述べました。

続いて特別演題では、当院循環器内科 宮本第一診療部副部長が座長を務め、山形県立中央病院 糖尿病・内分泌内科 診療科長 山口宏先生から「スタチンの残余リスク ~中性脂肪の管理について~」というテーマで、動脈硬化性疾患のリスクとしてのコルステロールや残余リスクしての中性脂肪に関する考察などに関して講演していただきました。

参加者がとても多く、用意した席が不足して、最後部に椅子だけ設置して座って貰ったほどで、質問も活発で、熱気あふれる勉強会になりました。

(注1)2019.2.8 塞栓性脳梗塞に対する「超急性期血栓回収術」に成功しました

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