当院では、研修医の指導の一環として、また、医師が救急当直時等に専門分野以外の診察について参考とするため、毎月、救急災害勉強会を開催しております。

12月9日（月）、第８回救急災害勉強会を開催し、研修医による救急患者等の対応症例の発表及び呼吸器内科に係る救急対応の講義を行いました。

救急症例発表では、研修医の鈴木先生から、以前から頚髄症があり、バイクの転倒により中心性頚髄損傷となった救急患者の症例について、説明がありました。

続く診療科講義では、呼吸器内科の結城先生から「呼吸器疾患患者の救急対応」として、呼吸器内科医師の呼び出しが必要な気道異物などの緊急症例や検査結果が出てから相談が必要な準緊急の症例について解説がありました。

それぞれの発表・講義の後には、フロアの医師を交えた質疑や意見交換、研修医への指導が行われ、有意義な勉強会となりました。

引き続き、救急医療の充実に向けて取り組んでまいります。
※総務課小口主査がコメントを担当しました