山形県では、医学生の皆さんに、県内の地域医療に対する理解を深めていただくため、地域の臨床研修病院や診療所等での体験実習を行う「地域医療研修会」を実施しています。

最上地域では、８月２日に当院、３日に最上町立最上病院・大蔵村診療所で研修が実施され、暑い中にもかかわらず、全国各地から４名の医学生が参加してくれました。
８月２日の当院での研修についてお伝えします。

午前中は八戸院長より地域医療の実情についてご講話をいただいた後、本間教育研修部長より院内の案内をしていただきました。

昼食は本間部長・当院の初期研修医２名との懇談会という形式で行いました。
参加者から「学生のうちにやっておくべきことは？」「研修中は休みは取れるんですか？」など、ここでしか聞けないような質問が飛び出し盛り上がりました。

午後は医師の指導のもと手術に立ち会い見学を行いました。
初めての手術立会いという参加者も多く、有意義な経験ができたのではないでしょうか。
参加者からは「先生がとても優しく教えてくれました！」「看護師が医師に意見を言いやすく職種間の垣根が低いと感じた」などの感想がありました。

参加者同士も学年や出身大学にかかわらず打ち解けたようで、活気あふれる研修会となりました。

※今回は、総務課の髙橋臨床研修係長がコメント・写真とも担当しました。