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山形県立新庄病院ブログ

2018.8.29

「災害学習会(テーマ:トリアージセンター)」を開催しました

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本院では、秋の災害対策総合訓練までに、トリアージをテーマに、毎月災害学習会を開催しております。
平成30年8月20日(月)に「第4回災害学習会」を開催し、「緑・黒エリア」の運営等について学習しました。
 「緑エリア」は軽易な傷病状態の方、「黒エリア」はすでに死亡している又は蘇生の可能性のない方が対象とされています。
他のエリアと比べ、治療優先度が低いエリアとされていますが、その特色に応じた運営が求められるエリアです。

学習会では、「緑エリア」は患者数が一番多く、対応スピードが求められることや傷病状態の変化に応じた再トリアージの必要性について説明があり、「黒エリア」では看取り、遺族への配慮やケアが求められることなどを学び、その後、模擬患者(カードで配布)のトリアージ及び搬送の実習を行いました。

実習では「黒エリアに息子を訪ねてきた母親にどのように接し対応するか」などの設問に答えながら取り組むことで、理解を深めることが出来ました。

災害時に最上地域の医療の拠点として、地域の皆さんに安心・安全・信頼の医療を提供できるよう、引き続き取り組んでまいります。

(注)「トリアージ」とは、傷病者の重症度を素早く評価して、治療の優先順位を決定することを言います。

※総務課小口主査がコメントを担当しました。

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