当院では、救急及び災害医療の研修教育を行うため、毎月、救急災害勉強会を開催しています。

１月７日(月)、平成30年度第９回救急災害勉強会を開催しました。

本年最初の勉強会には、医師、薬剤師、看護師、救急救命士、事務担当職員、院外の医療機関の医師・看護師など、続き多くの方々が参加しました。

第１部の救急症例検討では、研修医の石川先生が、インフルエンザと診断され異常行動のある小児患者を脳症ではなく熱せん妄と診断した症例について発表を行い、続いて研修医の鈴木先生からＣＴ画像では異常がないが行動異常から、一過性全健忘が疑われた症例について発表がありました。

第２部の画像診断講義では、整形外科の和根崎先生が「ＥＲで見逃されがちな骨折症例の検討」として、単純Ｘ線画像の撮り方や症例ごとのＸ線画像の特徴について解説を行いました。

第３部の各診療科講義では、脳神経外科の加藤先生から「頭皮裂傷の縫合」として、患部の写真を参照しながら、頭皮を縫合する際のポイントについて解説がありました。

症例発表や講義の後は、フロアの医師から診察時の注意点、診断の考え方等について活発な意見交換が行われ、新年にふさわしい勉強会となりました。

次回は来年の２月４日（月）の開催を予定しております。

本勉強会への参加を希望される場合は、当院までご一報ください。

【問合せ先】
新庄病院事務部総務課　0233-22-5525(代)　内線1287　小口・松田

※総務課小口主査がコメントを担当しました。