2016.11.9
最上地区化学療法勉強会
11月8日(火)に、最上地区化学療法勉強会が開催されました。
この一般講演において、新庄病院薬剤部の大泉薬剤師が「当院における化学療法を伴うB型肝炎再活性化対策~第2報~」について講演しております。
内容は、今年5月25日に開催された第173回 新庄最上臨床懇話会において、同薬剤師が当院の取組みについて報告した続報で、昨年来の取組みの成果として、検査率の向上などが図られている状況を報告しております。
その後の特別講演では、当院の石山副院長が座長を務め、大崎市立病院の大柳臨床検査部技師長から「臨床検査技師の視点から始めたHBV再活性化対策」について、ご講演をいただきました。
大崎市立病院では、B型肝炎の既往がある患者に肝臓に影響のある薬を投与し、適正な検査を行わなかったため、劇症肝炎で死亡したことを受け、検査部を中心とした再発防止に向けた対策を講じておりますが、その取組み内容について、説明がありました。
このような勉強会の内容を踏まえて、地域の皆様に更なる安心・安全・信頼の医療を提供してまいります。
【参考】