2017.2.6
「褥瘡対策だより」(H28年度第4号)を発行しました
当院では、褥瘡予防対策にも力を入れており、対策委員会を設置しています。
また、定期的に「褥瘡対策だより」を発行し、職員の情報共有を図っております。
今年度の第4号が完成しましたので、ご覧ください。
今回は、1月24日に開催した褥瘡予防研修会の内容について掲載しております。
【参考】
褥瘡とは?
褥瘡とは、寝たきりなどによって、体重で圧迫されている場所の血流が悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤い色味をおびたり、ただれたり、傷ができてしまうことです。
一般的に「床ずれ」ともいわれています。
褥瘡はなぜできるのか?
私たちはふつう、無意識のうちに眠っている間は寝返りをうったり、長時間椅子に座っているときはお尻を浮かせるなどして、同じ部位に長い時間の圧迫が加わらないようにしています。
このような動作を「体位変換」といいます。
しかし、自分で体位変換できない方は、体重で長い時間圧迫された皮膚の細胞に十分な酸素や栄養が行き渡らなくなり、これにより「褥瘡」ができます。
また、皮膚の表面だけでなく、皮膚の中にある骨に近い組織が傷ついている場合もあります。
2017.1.25 ポジショニング研修会を開催しました