厚生労働省では、全国のＤＰＣ病院の平成27年10月～平成28年9月までの診療実績に基づいて、来年度のＤＰＣに係る「機能評価係数Ⅱ」を公表しております。

これを受けて、3月8日（水）に、今年度二回目のＤＰＣ分析結果報告会を開催しました。

当院の昨年12月の退院患者さんのデータ分析を基に、「機能評価係数Ⅱ」について、当院の全国的な位置づけや今後の改善の視点等を中心に研修しております。

このような研修会を重ねることにより、引き続き、地域の皆様に全国の標準的な医療を適切に提供してまいりたいと考えております。

【参考】
「機能評価係数Ⅱ」
医療提供体制全体としての効率改善等へのインセンティブを評価する指標です。
具体的には、医療機関が担うべき役割や機能に対するインセンティブとして、次の2つの視点から評価しています。
①全DPC対象病院が目指すべき望ましい医療の実現のために、医療の透明化、質的向上、効率化、標準化
②地域における医療資源配分の最適化のために、高度・先進的な医療の提供機能、総合的な医療の提供機能、重症者への対応機能、地域で広範・継続的に求められている機能（５疾病等）、地域の医療確保に必要な機能（５事業等）