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山形県立新庄病院ブログ

2017.3.14

県言語聴覚士会研修会が開催されました

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在宅生活を長く続ける上で、美味しく安全に食べることはとても重要です。

そこで、県言語聴覚士会では、3月11日(土)に在宅で介護している一般の方や医療、保健、福祉、介護関係者を対象とした研修会を新庄市内で開催しました。

今回の研修会では「美味しく安全に食べ続けるために」をテーマに、お口のケアや栄養、嚥下(えんげ)について、それぞれの専門職から、すぐに使える知識や介護技術を実践を交えてお話をしました。

この研修会には約80名の参加がありましたが、当院の言語聴覚士も運営に参加しております。

摂食や嚥下(飲みこみ)機能が損なわれた方に対して、ふたたび口から食べられるように支援する「摂食・嚥下リハビリテーション」についても重要性が高く、関心が非常に高まっておりますので、当院でも患者さんのニーズに合わせた適切な医療の提供を行ってまいります。

【参考】

言語聴覚士
ことばや聞こえ、認知、嚥下(えんげ/意味:飲み込み)などに問題がある方々に対して、評価・訓練・指導などを行い、専門的立場から支援する専門職。
脳卒中などが原因で発生する失語症・聴覚障害・ことばの発達の遅れ・声や発声の障害に対し、検査によってその程度を判定し、医師の診断のもと、訓練のプランを作成します。
そのうえで、発声のための筋力トレーニング、言葉を引きだすための訓練、ことばの発達が遅れている子どもへの言語発達促進援助や、言語指導などを行い、コミュニケーション能力の改善を図ります。
また、食べ物をうまく飲み込めない嚥下(えんげ)障害の訓練や、患者さんのハンディキャップを軽減するためのご家族に対する助言・指導なども、言語聴覚士の重要な仕事です。

【山形新聞:平成29年3月11日】

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