９月30日(土)に福島市で開催されました東北ブロックＤＭＡＴ参集訓練に当院のＤＭＡＴも参加しました。

東北各県からＤＭＡＴ約300名、警察、消防等を合わせて約1,000名が参加した大規模な訓練です。

会場は、福島市や郡山市、玉川村、南相馬市、二本松市の医療機関、空港等に分散して行われましたが、当院ＤＭＡＴは枡記念病院において、患者搬送の調整・地域避難所の把握・情報収集等を担当しました。

このような訓練を通じて、災害時においても緊急医療提供体制や各関係機関との緊密な連携体制を確保して参りたいと考えております。

■ 訓練目的

福島県浜通り、および中通り地方において発生した地震に伴う大規模災害に加え、放射線による複合災害を想定し、東北ブロック各県ＤＭＡＴと原子力災害医療機関、および緊急対応各機関との緊密な連携により被災地における緊急治療、病院支援、広域医療搬送等を迅速に行うことができるよう実践的訓練を実施する。

■    訓練想定

福島県浜通り･中通り地方の地震
福島第一原子力発電所構内で放射性物質汚染傷病者多数発生
中通り県北地方で地震による多数傷病者、避難を要する病院、避難所多数設置
※  津波･大量放射性物質放出なし