11月30日に今年度７回目となるＶプロセミナーを開催しました。

今回は、7年前から当院の経営アドバイザーを務めていただいております千葉大学医学部附属病院副病院長・企画室長・特任教授の井上貴裕先生から講師を務めていただき、「平成30年度診療報酬改定の方向性を踏まえた新庄病院の現状と課題」について、ご講演していただきました。

診療報酬改定については、一般病棟入院基本料（7対1、10対1）や重症度・医療、地域包括ケア病棟、機能評価係数などを中心に現在議論中の方向性とともに当院の全国と比べた状況を示していただき、対応策などを分かりやすくアドバイスしていただきました。

また、「なりたい病院」としての思いと地域医療の在り方を考えた「なるべき病院」、現状を踏まえた「なれる病院」から総合的に判断して「目指すべき病院」を明確にし、これを達成するための中長期的なビジョンに基づいた戦略的経営を推進することが求められていることもお話しいただいております。

当院では、地域の皆さんに安心・安全・信頼の医療を持続的に提供していくために、引き続き健全経営に向けて、このような取組みを推進してまいります。