2月5日に第10回救急災害勉強会を開催しました。（出席者：医師等17名）

第１部は、初期研修2年次の山口竜平医師が担当し、「『右目の右上だけ見えない』ことから診断に至った脳こうそくの一例」について、症例発表を行いました。発表後のディスカッションでは、ＭＲＩ画像を見ながら脳神経外科・放射線科医師による説明も加わり、活発な討論や意見交換の場となりました。
第２部の画像診断講義では、実際の症例でのＣＴ画像等を参照しながら、放射線科の板垣孝知医師から「上腸間膜動脈に関連する疾患の画像診断」について解説がありました。
その後、第３部では、「Ocular surfaceの救急疾患」として、目に異物（木片・鉄粉・酸・アルカリ等）が入った場合の具体的な処置方法に関して、眼科の鈴木理郎医師が講義を行いました。

当院ではこのような勉強会を毎月開催し、医局全体で研修医の指導・研修を行うとともに、救急当直時等における専門分野以外の診察に活用しています。