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山形県立新庄病院ブログ

2018.3.6

第11回 救急災害勉強会を開催しました

3月5日に第11回救急災害勉強会を開催しました。

第1部は、初期研修医の山口竜平医師から「腸管由来の痛みを考えたが排卵通が疑われた急性腹症の一例」として、40代女性の症例について発表がありました。
発表後は、山口医師-フロア間のやり取りだけではなく、フロア内での質疑も行われるなど、活発な意見交換・情報交換となりました。

第2部の画像診断講義では、整形外科の宮地隆浩医師から「冬期外傷について」、最上地域における冬季の屋外での外傷症例の調査結果(患者数、年齢、受傷機転及び受傷部位)について発表されたほか、骨折の症例について部位ごとにエックス線画像を用いた解説が行われました。

第3部では、「上室性頻脈性不整脈」として、内科の廣野摂医師から、成人の上室性頻脈不整脈の見方について、典型的な心電図の波形を示しながら詳細な解説が行われました。

当院ではこの症例検討会を兼ねた勉強会を毎月開催し、医局全体で研修医の指導・研修を行うとともに、救急患者への対応に関する講義を通して、救急医療の体制強化に取り組んでいます。

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