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山形県立新庄病院ブログ

2019.2.8

塞栓性脳梗塞に対する「超急性期血栓回収術」に成功しました

1月31日(木)、当院他科入院中の術後3日経過した患者さんが、急に「塞栓性(そくせんせい)脳梗塞」になったため、当院の脳神経外科チーム(担当医師:加藤医療安全副部長)が「超急性期血栓回収術」を施行し、みごと成功しました。
この血栓回収術は当院で、また山形県北の施設で初の療法です。

また、患者さんのその後の症状も順調に回復しています。

2018年3月に、「日本脳卒中学会、日本脳神経外科学会、日本脳神経血管内治療学会」から「経皮経管的脳血栓回収用機器 適正使用指針 第3版」が発表されたことにより、所定の要件を満たした場合に対応が可能になったことから、当院でも準備を重ねて、今年1月から体制を整えておりました。

このたびの成功事例は、今後急を要する同様の症例に対応するために大きな実績となります。

これからも当院は、最上二次保健医療圏唯一の中核病院として、より良い医療サービスを提供してまいります。

 

 

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